「SNSで役立つことを発信しよう」の無意味さと、虚しさと、やるせなさと。
「SNSでは、読者の役立つことを発信しましょう。」
は、正しくて、とても無意味なアドバイスだと思う。
「役立つことをしなきゃ」と思うと、
人は、カチコチに力が入って、
ふだんのパフォーマンスが出せなくなる。
「役に立っているか?」なんて
自問自答を始めたら、
わけがわかんなくなる。
そして何よりも、
「役立つこと」がなんなのか、誰も教えてくれない。
というか、
そんなこと、わかんないのだ。
なにが相手の役に立つかは、考えてもわからない。
「役に立つ」は結果論なのだ。
「役に立つことを発信しましょう」「お役立ち記事を書きましょう」
という無意味なアドバイスではなく、
実際には、
なにを、
どこで、
どんなふうに
書けばいいか
超具体を考えました。
「自分が当たり前にやっていること」に価値がある。
自分がナチュラルに、なにも考えずに
やっていることは、
もうそれ自体で「他の人とは違う視点」だから。
「人とは違う視点を持とう」なんてしなくても、
もうすでに、どの人の視点も、違っているのだ。
なのに、誰かの真似をしたり、
売れている人の二番煎じをしたりするから、
自分の視点が消えている。
「自分が当たり前にナチュラルにできていること」を
言語化するのは、思っているよりずっと難しい。
だって、どうやって歩いているんですか?
どうやって、息をしているんですか?
と言われる様なものだからだ。
なんとなくやっているんですぅ
きづいたらできたんですぅ
と言っても、なにも伝わらない。
頭の中で自然とできちゃうことを、
頭の中で自然とできるわけではない誰かに、
どう伝えるか。
私の場合はそれが、SNSでの文章の書き方だった。
「さわらぎさんの発信は、
日常のことを書いているようで、深い」
「自分が、言葉にできなかった、違和感を
この人は言葉にしてくれると感じた」
と、よく言われるのはなぜか。
私が、今までずっと、
息をする様にナチュラルにやっていた方法を、
そうでない人でもできるように
言語化と構造化した方法がある。
それが、「日常の出来事」×「仕事キーワード」
「日常の出来事」×「ミッションキーワード」
という掛け算だ。
キーワードを書き出しておくんです、
それを、最近の感情が動いた出来事と組み合わせるんです、
といろんなところで伝えているし、本にも書いた。
でも実際に、やってみると、なかなかうまくできない。
だから、講座では、
ひとりひとりと、対話しながら進める。
実際に、どうやってキーワードを繋げるのかを
3人の人とのデモンストレーションを見てもらった。
第6回 SNSと集客の仕組み
をzoomで開催した。
たっぷり40ページのテキスト。
私が「ここが役立つはず」と思ったこととはまた違う視点で
「これが良かった」とフィードバックを受ける。
いつだって、
自分が思う「これが役立つだろう」と
相手が感じることは、ちょっとずつずれている。
だからこそ、新しい価値が生まれる。
だから、講座はずっと進化系なのだ。
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