下衆い私たちの、ビジネスの目的は何なのか。
「私たちは、下衆い」だってそれが人間だから。
ドロリとした感情に蓋をして、
「お客様のために」
「社会のために」と言っていたら、どこかで詰む。
自分の、「他でもないこの自分」の、
ビジネスをする目的はなんなのか。
そこに目を瞑って、
キレイゴトばっかり積み上げて
それっぽい商品やサービスを作って、
お客様に奉仕して、
「あれもやってあげたのに」
「ここまでしてあげているのに」
と、恨みが募っていくのは怖い。
受講生の成果を上げるぞー!
と目を吊り上げた講師が、
「あれもやれ」「これもやれ」
「そのやり方は違うッ」
「もっとこうやったほうがいい」
「あなたは全然わかってない」
と鼻息荒く迫ってくる講座に、
いきたい人はいないのだ。
私たちは、にんげんだ。
自分の中に、ドロリとした欲があり、
人には言えないような、
感情も持っている。
という前提で、
どうやって、
「アイデア」をつくるのか、
閃いたアイデアを
「形にしていくのか」
という話をしました。
オンラインサロンの月1勉強会
テーマは、
「アイデアを生み出し
形にしていくには?」
5年間続いている6ヶ月講座を、
どうやって作ったのか?
講座の新しい形を
今どうやって作り上げているのか?
など、ここでしかできない話をしました。
「色々アイデアは思いつくけど、
それを、商品やサービスにするのが苦手」
「自分がやりたいことはあるけど、
お客様のニーズに合っているかわからない」
「単発のセミナーや
ワークショップは作れるけど、
長期間続く講座などをつくるとなると手が止まる」
などなど、
メンバーみんなのお悩みをもとに、
私の事例や失敗談、
葛藤や
これからの課題をもとに、
自分の場合を考えました。
勉強会はいつも、
私が話す時間よりも、
その後の「シェアタイム」が面白い。
今日は、自他の境界線をどこにい引くか、
という話なども飛び出して興味深かったなー
昔は、
「私は講師なんだから、答えを出さないと」と
肩ぶん回していたけど、
今は、「良質な問い」を残すだけでいいんだなーと
割り切っている。
「成果」とは何か。
何があれば、人はここに来たくなるのか。
その辺りの価値観が、
ここ数年でガラッと変わった。
新しい挑戦ができるのも、
何年もずっと学び続けてくれている
フォローメンバーさん*たちがいてくれるからこそ。
そして毎回、新しく入ってきてくれる、
受講生さんたちがいてくれるからこそ。
自分の個人的な興味や関心、
学びや、
葛藤までもが、
受講生さんたちの「何か」になっているのだとしたら、
こんな幸せな仕事はないなと思う。
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