「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」

コピーライターさわらぎ寛子 SNSブログ文章 言葉で仕事をつくる1dayセミナー言葉力体験セミナー

「この言葉が出てきた瞬間、これだ!と震えた」

「今まで何人もの人にコンサルしてもらったけど、

ここに気づいてくれる人はいなかった」

と、彼は言った。

2時間の体験セミナーの後、

雑談の中で。

セミナールームに入ってきた時とは、

明らかに顔つきが違っていた。

目に光が宿っていた。

ひとって、2時間ちょいでこんなに変わるんだ。

自分の中に

すでにあった価値を、言葉にできた。

しかもそれが、

これまでの人生の中で

獲得できなかった葛藤や、

這い上がってきた経験や、

誰にもわかってもらえないと絶望した夜や、

それでも自分を奮い立たせてきた日々に

リンクしていると、

ぶわっと感情が溢れて、体が震える。

自分の中の深いところにある、

魂みたいのものと、

フレーズが共鳴するからだ。

そういう言葉を持っている人は、強い。

コピーライターさわらぎ寛子 SNSブログ文章 言葉で仕事をつくる 言葉力体験セミナー

発信力を上げる言葉力体験セミナー

大阪会場で開催しました。

今回も、関東や中部地方から、

さらには北海道からもご参加いただきました。

セミナーの初めに、

自己紹介をしてもらう。

その時の言葉は、

みな鎧を着ている。

自分の深いところに

リンクした言葉ではなく、

取り繕ったような

よそ行きの言葉だ。

なんとなくソレっぽい言葉。

どこかで100万回聞いてきたような自己紹介。

それが、

2時間後に、

自分の中から出てきた言葉は、

まだ不揃いで粒度が荒かったとしても

圧倒的に力を持つ。

圧倒的に、引力がある。


「起業塾では、

コンセプトを作れと習ったけど、

コンセプトが作れなかった」という人がいた。

その人は、

コンセプトが作れないまま、

なんとなく商品を作ったという。

コンセプトのない商品を、

「誰に売るか」

「誰なら買ってくれるか」

「いくらなら売れるか」

と「売り方」を考えるから、うまくいかない。


ある人は、

起業塾で、

「自分軸を持って

強みを見つけなさい」

と言われたらしい。

その方に

「自分軸ってなんですか?」と聞くと、

「よくわからいません」という。

よくわからないものを、

どうやって見つけるのだ?

そもそもそれは、見つけるものなのか?

「あの湖には、ネッシーがいるらしい」と聞いて、

誰も正体を見たことのない

ネッシーを探すようなものか。

あの沼には河童がいるらしいと聞いて、

カッパを探しにいくようなものか。

私が思う、「自分軸」は2種類ある。

ひとつは、

螺旋階段のように

ぐるぐると回り続けた後に

「結果的に」真ん中にあるように思えるもの。

もうひとつは、

「視点の持ち方」だ。

自分視点で見るか、

他者視点で見るか、と問う際の「自分視点」のこと

(もしくは、自分視点で意志を持って判断すること)

を自分軸という。

(この、「意志」というのも、理解が浅いと、厄介になる言葉だけど、ややこしいからここでは省略)。

これには、トラップがあって、

多くの人が言う、

「人からどう思われるかじゃなく、自分軸で決めよう」は、

浅い理解だと、

人生を迷いの淵に落とし込む言葉だ。

なぜなら、

「私が、周りからどう思われているか」を気にするのは、

「他者視点」ではないからだ。

本当の意味での「他者視点(≒他人軸)」は、

「他者自身がどう考えているか」である。

「私が、相手に、どう思われているか」は、他人軸ではない。

むしろ、ゴリゴリの「自分のことしか考えていない人だね」だ。

自分軸教の多くの人が、

「他者が自分のことをどう思うか」を他人軸だといい、

人を混乱させる。

本当の意味での「他者視点≒他人軸」はそれじゃなくね?

自分に自信がなく、自己を低く見積もっている人は、

「わたしが」どう思われるか

「わたしが」こんなことをしていいのか

「わたしが」こんな価格で売っていいのか

「わたしが」こんなことを言っていいのか

と「わたし」「わたし」「わたし」「わたし」と

間違った意味での自分軸ゴリゴリだから、

他者から見たら面倒臭い(扱いが難しい)し、

ビジネスで言ったら、まったく「他者視点」がないため、

そりゃ売れないよね、となる。

「その言葉の意味」がわからないまま、

(ネッシーやカッパをさがすように)

コンセプトを作らなきゃー

じぶんじくでいなきゃー

つよみをはっけんしなきゃー

と言っているから、

商品は売れないし、発信もできない。

「言葉」には「意味」がある。

その意味を考えることもなく、

「あ」を作ってください、

と言われたら

なにかもわからない「あ」をつくるのだろうか。

いったいどうやって?


「お客様には、『私がいなくても自分でできるように』なってもらいたい」の呪縛。

「今日だけの特別価格」にしなきゃ売れない、

というお客様を下に見ている感覚。

「3ヶ月とか6ヶ月とか

期間を区切らないと売れない」も、

お客様を下に見ている。

そうやって、

「安くないと売れないから、安くする」

「期間を区切らないと売れない、から区切る」

ような

売り方をしているのに、

「私のお客様は低価格しか買ってくれない」

「私のお客様は、長続きしない」とかいう。

自分がその設定しているからじゃね?

せっかく、自分で仕事を作るのに、

そんなんでいいんだっけ?

誰かがいう「売れるやり方」に

自分を当てはめるのって、

自分の可能性も、

今まで頑張ってきたことも、

ぜんぶ、「他の誰かと同じ」にしちゃって、

自分が可哀想じゃない?

ああ、自分が、もったいない。

あなたは誰ですか。

隣の誰かと同じ人ですか。

発信力を上げる言葉力体験セミナー

1.2.3月で終了します。

オンラインZoomでもやっていますが、

遠方からでもぜひ、リアルの新大阪会場にお越しください。

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