小学６年生３クラスに「キャッチコピーを作る授業」をしました
さわらぎ寛子
大阪教育大学附属天王寺小学校の６年生の皆さんに
キャッチコピーを作る授業をさせていただきました。
宮沢賢治作品の本を１人１冊選んで、
実際に書店で置いてもらうPOPを作る
というプロジェクトの一環です。
コピーライター、書店員、デザイナーなど
プロが授業を担当します。
POPを作って、
近隣だけでなく、大阪市内のいろんな書店さんに
置いてもらう。
どこの書店に置いてもらうかは、自分たちで交渉して、
つくったPOPがどれだけ売り上げに貢献したかも
計測するそう。本格的。
２週連続の授業で、今日は１回目。
６年生の３クラスに授業をしました。
世の中にあるいろんなキャッチコピーをクイズ形式で紹介し、
キャッチコピーがどんなものか説明した後
３つのステップに沿って、
実際に「ある課題」についてのコピーを作りました。
班に分かれて、作ったコピーを発表し、
最後に「もっと言葉を強くするには」という視点で添削。
「プレバト！の俳句の先生みたい〜」と盛り上がってました。
大人になると出てこないような
瑞々しい言葉遣い、
そうくるかー！と
唸る視点。
めっちゃいいやん。
このコピーすごくいい。
感動しながら、
後ここをこうすれば、もっと強い言葉になるよ、
をホワイトボードで添削して仕上げます。
受験して入る小学校と、
うちの子達が通っているような地域の公立小学校の違いを
ひしひしと感じたり。
（どちらの良さも見えた感じ。受験校でも私立と国立はまた全然違うなぁと思ったり）
学校の先生が、授業を組み立てる
臨機応変さと流れの作り方に驚きと尊敬の念を持ったり。
何よりも、
「正解を当てに行く」のではなく、
「自分の思いや感情」を
自分の言葉で伝えられるようになる力を、
子供のうちからつけることの必要性を強く感じました。
あー楽しかった。
それにしても、授業って「ずっと地声」なのが大変だなー。
講座や研修よりも短い時間（４５分
３クラス）だったけど、
３日研修したぐらいの疲労感でした。
来週は、実際にPOPに書く
宮沢賢治本のコピーを作ります。
めっちゃ楽しみ！
貴重な機会をありがとうございました。
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