自分の圧倒的な強みの見つけ方
さわらぎ寛子
「想像していたより、もっと濃い内容だった。
自分の掘り起こしって、しんどくなるのかな、と思っていたら、
予想以上に面白かった。
さわらぎさんの本を読んで、
自分でワークをしたことはあったが、
一人でやっていた時には、
ぜんぜん出てこなかったワードが出てきたり、
解決しなかったことが
今日、みなさんとワークすることで
すごくたくさん出てきた。
本を読む良さもあるけど、
講座を生で受ける良さが
この２日間で大満足でした。
半年、本当に楽しみです」
「この二日間、一言でいうと、楽しかった。
普段頭の中で考えているから、
消えて行ってしまうことが
どんどん浮かんできて、
自分でも気づかなかった
私ってこんなこと考えているんだ
大事にしているんだ
ということが、すごくよく見えてきました」
「第１回はzoomで受けて、
zoomはzoomの良さがありました。
第２回は会場で受けて、
会場は本当に熱気に溢れていて、
時間があっという間でした。
zoomの時は、ひとりで
自分を掘り下げられるので、
どっちも良さがあると思いました」
第４期大阪会場
２日目の「強みとコンテンツ発掘」が終わった時点で、
３名の方にインタビューさせてもらいました。
（また動画は編集してどこかに出します）
自分の強みは、
「自分の掘り下げ」だけでは見えない。
個性や持ち味を、
「発揮できる条件」を見つけて、
その条件が発動する場所を
自分で作っていく。
自分では「これが強みだ」と思っているものよりも、
「別に大したことがない」と感じていることの方が
圧倒的な原動力になったりもする。
書いて、話して、また書いて、
相手の話を聞いて、
お互いにフィードバックして。
あたまも体も
クッタクタになって、
窓から聞こえてくる
激しい雨音にかき消されないように
自分が口にしたことを
必死でメモした。
自分で仕事を作っていくには、
「自分の感情をどう扱うか」がとても重要だと思う。
ワークをしていると、
人からフィードバックをもらうと、
感情が揺れる。
ポジティブな感情もあれば、
どろりとした感情もある。
講師である私も、
丸一日の講座を終えると、
ポジティブとは言えないような
いろんな感情が湧き出てくる。
悔しさ。
自分に対する情けなさ。
申し訳なさ。
それでも自分を諦めたくない気持ち。
私が自分の持ち味を発揮できる時は、
「戦闘モード」に入っている時のようだ。
以前は、
「馬鹿にされたくない」みたいなことが
原動力だった気がするが、
今は戦う相手が変わってきたように思う。
なんというか、
社会の不条理みたいなものと戦っているのではないか、
という気がする。
もともと人と競争することに興味がないので、
「誰かに勝ちたい」という欲は全くない。（負けたくはない）。
そういう意味での戦いではなくて、
なんというか、世の中の設計みたいなものに
争っているんだと思う。
誰かが勝手に決めた能力主義みたいなものに。
親や生まれ育った環境で人間が決まるみたいな社会や思想に。
社会のあらゆるものを構成している、
正常な精神と体を持ち、夕方からいつでも気軽に飲みに行けるような働き方ができる男性、いわるゆるマジョリティが作り出した社会構造に。
気軽に稼げまーす、
この資格を取ればフリーランスとして活躍できまーす
と謳って人から自信を奪い続ける悪魔の手口に。
そうじゃねーだろ、
と一石を投じたくて。
そういうよくわからない
「本質的にはどうでもいいこと」に
囚われて動けない人たちを
救い出したくて。
この仕事をしているのかなーなんて思ったりした。
私も、コトシゴの講座で
こうして何度も何度もみんなとワークをしているけれど、
「これが自分の圧倒的な強みだ」
みたいな
絶対的正解を見つけているわけではない。
というかそんなものはないんだと思う。
常に揺れて、不確定のまま、
自信なんてあるようでなくて、
怖くて、
誰かに何か言われることも
がっかりされることも
人が離れていくことも
不安だし苦しいし
逃げたくなることもいっぱいある。
それでも逃げずにここに立っている。
不恰好なまま、
精一杯カッコつけて、
意地と胸を張って
仕事をしている。
それが誰かの
踏み台にでもなればいいなと思っている。
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